院長のインタビュー記事が『たいまつ通信』に掲載されました
最近、院長のインタビュー記事が『たいまつ通信』に掲載されました。その一部です。
ーーオキシトシンが分泌されるとストレスに強くなり、自律神経が調整されて血圧が正常になり、胃腸や心臓など内臓の働きも改善され、体の痛みが減って、免疫力が高まり、幸せな気分に満たされます。それだけでもすごいですが、オキシトシンが最強だと思うのは、他人を思いやる共感の気持ちによって増えるからなんです。人間の体には様々なホルモンがありますが、いずれも自分の体を維持していくために働いています。他の人を幸せにすることで高まるホルモンはオキシトシンだけで、それは慈悲や利他に関わります。ネズミの実験で、優しくするネズミと優しくされるネズミのそれぞれでオキシトシンを測ってみました。すると、優しくされるネズミのオキシトシンが上がるのは当然ですが、優しくする方のネズミも同じように上がっていました。オキシトシンは人に優しくすることで分泌されるホルモンでもあったのです。 親切にしようという意志を持つことでオキシトシンが出やすくなります。人に優しくすれば自分も健康になれるわけで、双方のオキシトシンが上がれば、お互いの愛情や信頼関係がますます高まっていきます。生物進化においては、確かに弱肉強食で淘汰され生き残っていくという面もありますが、お互いが助け合ってオキシトシンを上げていく方が、最終的に生き残れるように宇宙は出来ている気がします。そのことを人類は太古からよく分かっていて、例えば仏教には仏法僧の三宝という考え方がありますが、僧(サンガ)という「調和のとれた集団」が悟りに導く大事な要素の一つになっているんです。
大脳の「上頭頂葉後部」は活性化することで自分と他人を区別する部位なんですが、チベットの僧侶が瞑想に入って無我の境地になると、その部位の活性化を示す数値がほとんどゼロになります。活性化がゼロとは自分と他人の区別が無くなるということなので、「私は私」「あなたはあなた」だったのが、無我の境地になると「私はあなた」「あなたは私」となり、あなたを私のように愛せるんです。オキシトシンには「上頭頂葉後部」の活性化を抑える働きがあると想定しています。
仏教には、人の幸せを祈る範囲を段階ごとに広げていく「慈悲の瞑想」という手法があります。10年くらい前に「慈悲の瞑想」を患者さんに応用した臨床例が論文になっています。腰が痛い患者に対して医者が可哀想な女の子のために祈るよう指示する事例などが紹介されていました。腰痛と直接関係ない「慈悲の祈り」が確かに効果があるんです。ーー
クリニック徳では
○洋医学(内科、外科)
○東洋医学(鍼灸、漢方、整膚)
○伝統医学(瞑想、ヨーガ,気功)
○未来医学(波動医学、アンチエイジング)
以下のような疾患に対して、西洋薬を極力使用せずに,
様々な治療法で対処します。
「人は愛することで健康になれる ー愛のホルモン、オキシトシン」の著者、ドクター徳が自身の信じる『理想の医療』を目指して、
名古屋の伏見に全く新しいタイプのクリニックを最近オープンしました。
名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所ビル11階
地下鉄東山線伏見駅5番出口より南に徒歩5分
TEL:052-221-8881
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2017年7月12日
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